[株式市場 日本]クオンツ 数学的テクニックによる分析

日本株クオンツマンスリー2009年12月号

C スコアとG スコア、アクルアルズクオリティ、ボラティリティ銘柄選別

2009/12/16

  • 金融証券研究所 投資戦略部
    チーフ クオンツアナリスト 吉野 貴晶
    シニア クオンツアナリスト 橋本 純一
    クオンツアナリスト 斉藤 哲朗
    大和総研 投資調査部
    クオンツアナリスト 飯田 尚宏
    クオンツアナリスト 林田 正史
    前山 裕亮

サマリー

◆ 「1.CスコアとGスコアの投資戦略:NO1」以下の3論文は、Khan and Watts(2009、以下KW 論文)で紹介されたC スコアとG スコアを投資戦略に応用したものである。第1論文(NO1)である本稿は、KW 論文のC スコアとG スコアのベースとなるBasu(1997、以下Basu 論文)の紹介とKW 論文の簡単なレビューを行った後、我が国でKW 論文と同様の実証分析を行った。結果、我が国でも、Basu 論文やKW 論文と概ね同様の傾向が確認できた。

◆「1.CスコアとGスコアの投資戦略:NO1」はKhan and Watts(2009)で紹介された、C スコアとG スコアに関するレビューと、我が国での分析を行った。第2稿(NO2)となる本稿では、C スコアとG スコアについて投資指標としての有効性を分析し、代表的投資指標との融合効果について検討した。C スコア、G スコアと代表的投資指標の3×3分位ポートフォリオやインデックス+アルファによる検証の結果から、特にリビジョンとの合成による銘柄選別効果が高いことが示された。

◆ 「2.CスコアとGスコアの投資戦略:NO2」では、C スコアとG スコアを検討して、有効性を分析し、投資指標との融合効果を検討した。第3稿(NO3)となる本稿では、補足的な分析としてファクターの属性を検討した。第2稿で取り上げたこれらのファクターに関して、マクロ局面別の有効性や主要ファクターの属性などを検討したうえで、ファクターが将来のリターンに影響を与える理由や、どういった局面で効果があるか?そして、どんなファクターと類似するか?などを検討した。3ファクターとあわせたファクター効果の検討からは「C スコア」の効果が底堅かった。

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