[株式市場 日本]日本株投資戦略

日本市場7月

日経平均株価が1 万円の大台回復後、スピード調整へ

2009/06/29

  • 投資戦略部 三宅 一弘

サマリー

◆日経平均株価は3月10日の安値7,054円から40%を超える急反騰相場を演じ、6月半ばに10,000円の大台を達成したが、ファンダメンタルズや バリュエーションに比べて「スピード違反」の様相。日本株は夏場に調整する可能性はあるが、大崩れしないだろう。日本株の先行きを占う上で7月下旬~8月 前半に発表される4~6月期の企業業績が注目されるが、業績上方修正優位の流れが強まる可能性がある。TOPIXの今後、6~9ヵ月先を占う場合、上値メ ドはPBR1.5倍、1,200程度とみる。テーマ的には、(1)アジア(中国・インドの台頭)、(2)グリーン(環境、新エネルギー)、(3)カネ余り (過剰流動性)の3つが柱になろう。経済危機からの脱却と次なる成長を目指し、主要各国とも成長戦略の柱として太陽電池や風力発電といった新エネルギー、 電気自動車の普及などに力を入れている。2000年にかけてITバブルがあったが、ブーム(バブル)の再来があるとすれば、環境技術革命の分野であろう。 世界的な「グリーン・バブル」が生じるかも分からない。

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